2023/07/06
小学校で必修になったダンスはどんなダンス?
2012年の学習指導要領改訂により、中学校の1・2年生は必須科目、3年生は選択科目としてダンスが組み込まれることになりました。
目標は「心と体の一体として捉えること」また新しいジャンルを取り入れることで自分に合った運動を見つけてほしいという願いもあるそうです。
以前から、小学校では体育授業の一環として、「表現運動」や「リズムダンス」が必修化されていたため、子どもたちは9年間連続してダンス教育を受けることになったのです。
低学年1・2年生 表現・リズム遊び
表現遊びでは、イメージしたものになりきって体を動かすことや、友達と一緒にやってみたり、場面を変えてみたり、楽しんでやることが重要です。
リズム遊びでは、子ども達になじみのある曲を使い、リズムに乗って踊ります。
決まった振付ではなく子どもの発想を生かせるように楽しみながらさまざまな動きができるようにします。
基本的には低学年では、すぐ覚えて踊れるようなダンスを行います。
中学年3・4年生 表現・リズムダンス
中学年ではイメージする題材と表現方法が変化し、題材の一連の流れをイメージしてそれを表す動きを膨らませます。
リズムダンスでは、低学年に引き続き軽快なリズムの曲に加え、テンポが変わる曲など曲調の異なるものも取り入れます。
ひとりで踊るだけでなく、友だちと2人で踊ったり、円になって踊ったりと工夫して踊ることも大切にされています。
高学年5・6年生 表現・フォークダンス
表現は題材のイメージをとらえて、感情を込めて踊る動きも重視しています。
高学年になると友だち同士でアドバイスし合う場も設けられます。
ダンスの授業と聞いて私たちがイメージするものが高学年のフォークダンスに近いです。
日本の地域で親しまれている踊りや外国の踊りで有名なマイム・マイム(イスラエル)などがフォークダンスとして取り入れられます。
これらの踊りの特徴をとらえ、動きを身につけ、みんなで楽しく踊ることはもちろんのこと、踊りの由来や背景を知り、日本の地域や世界の文化に触れることも大切です。
小学生に人気のダンス

小学生に人気のダンスのジャンルをご紹介していきます。どんな子に向いているかもまとめたので、迷っている方は参考にしてみてくださいね。
小学生に人気のダンス|ヒップホップ
小学生に人気のダンスのジャンルとしてヒップホップが挙げられます。ヒップホップという名前は聞いたことがある方も多いですよね。
ヒップホップはストリートダンスの一種。ストリードで踊られていたことから、衣装はカジュアルなのが特徴です。多くの場合は、ゆったりした服装で踊ります。
ヒップホップダンスで使用する楽曲は、アップテンポなものが多く、聴いていて元気になるような曲で踊れるのが特徴です。小学生の子どもが楽しみながら踊れる曲がたくさんあるため、人気があります。
ヒップホップダンスの歴史はアメリカのブラックカルチャーと大きく関係しています。このことから、ヒップホップダンスの発表会では、小学生でも髪の毛を編み込んだり、カラーのつけ毛をしたりして、かっこよく仕上げる子も。
友だちの発表会を見て、その髪型や服装のかっこよさに憧れてヒップホップの習い事を始める子もいるほどです。
【向いている子】アップテンポな曲が好きな子、カジュアルなファッションが好きな子
小学生に人気のダンス|バレエ
バレエも小学生に人気のダンスの習い事です。
一般的にバレエというと、クラシックバレエを指すことが多いですが、モダンバレエもあります。
どのジャンルのダンスでも柔軟性は必須ですが、なかでもバレエは体のしなやかさが特に重要視されます。バレエを習えばしなやかな体づくりに役立つと言ってよいでしょう。
多くの方がバレエと言うとチュチュを想像するでしょう。スパンコールやビーズといった綺麗な装飾が付いたクラシックチュチュやロマンティックチュチュなど、バレエは華やかな衣装が特徴で、役柄によってはティアラを付けることもあります。
きらびやかな衣装を着て踊れるので、お姫さまに憧れがある子に人気があるのです。クラシックバレエの音楽は、基本的にクラシック音楽。チャイコフスキーの作品が多いので、落ち着いたクラシック音楽が好きな子、特にピアノを習っている子に人気があると言えます。
実際にピアノとバレエを一緒に習っている子もいるほどです。
【向いている子】華やかな衣装が好きな子、クラシック音楽が好きな子、ピアノを習っている子
小学生に人気のダンス|チアダンス
近年、小学生の習い事で人気が出ているのがチアダンスです。『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』という作品は有名ですよね。映画とテレビドラマになったため、チアダンスが注目を集めるようになりました。
チアダンスはチアリーディングから派生したダンスです。本場のアメリカではポンダンス(ポムダンス)と呼ばれています。
また、チアは「応援する」という意味があり、チアダンスは人を元気にさせるためのダンスと言えます。そのため、チアダンスで使用される楽曲は、明るく元気なものばかり。衣装もはっきりとした色合いのものが多く、小学生の子ども特有の明るく元気なイメージにぴったりです。
チアダンススクールによって差はありますが、発表会で踊る曲は子どもたちになじみのあるような有名な日本の曲で踊ることもあります。流行りの音楽や、アニメや映画の曲で盛り上がれるかもしれませんね。
【向いている子】明るく元気な子、『チア☆ダン』を見て憧れを持った子
小学生に人気のダンス|k-popダンス
k-popダンスも小学生に人気が出てきました。
k-popダンスというジャンルが明確に確立されているわけではありませんが、カルチャーセンターやダンススクールの習い事として、子ども向けk-popダンスクラスが増えてきているのです。
この背景には、韓国ブーム、k-popブームがあると言ってよいでしょう。2022年現在だと、BTS、TWICE、BLACK PINKなどの韓国アイドルアイドルグループが人気です。彼らのダンスは、曲によって特徴がはっきりしていて、流行しやすいように工夫されています。Youtubeには「踊ってみた」動画や、振り付けを解説する動画もありますよね。
これを見て子どもたちが「ボクもk-popダンスをやってみたい!」と言うことも少なくはないのです。
【向いている子】k-pop好きな子
小学生に人気のダンス|ジャズダンス
ジャズダンスを習い事にしている子どももいます。
バレエやヒップホップ、チアダンスほどはメジャーではありませんが、ダンススクールのなかにはジャズダンスクラスもあるので、興味があれば探してみてください。
ジャズダンスは、アメリカが起源とされていて、元々はジャズ音楽に合わせて踊ったものをジャズダンスと呼んでいました。その後、音楽のジャンルが広がっていき、ジャズダンス以外でも踊られるようになったのです。
バレエの要素が多く含まれているため、型が綺麗な印象があります。
ジャズダンスってあまり見たことがない…と思う方も多いでしょう。しかし、実はジャズダンスは非常に身近なダンスと言えるのです。
ディズニーランドや劇団四季、宝塚歌劇団で踊られているダンスのジャンルもこのジャズダンスに該当します。
【向いている子】ショーダンスに憧れがある子、テーマパークで踊ってみたいと思っている子
まとめ

小学生に人気の習い事の第1位は水泳でした。
水泳は今後も当分は定番の習い事となるでしょう。
ダンスの必修化や、子どもの運動不足解消目的から、今後はダンスがより人気が出てくると予想されます。
ダンスはひとりで踊るものもありますが、多くの場合はグループで踊るため、仲間とズレないように何度も練習をしていく必要があり、協調性が育まれやすいです。
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